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緑、白、木のハーモニー
【建て主訪問 S邸6】
6回シリーズ
こんにちは、河合⼯務店です。
外観を改めて眺めると、ハーフティンバー様式は、
東京の大地に違和感なく根付いていた。
シラス壁に浮き立つ栗(三重)の木骨が凛々しい。
横長の屋根はガルバリウム鋼板だが、
孝会長の指示で継ぎ目がない。
屋根業者が驚くのをよそに、
ロール状のものを現場まで運ばせ、必要分を裁断。
一枚物だから雨が漏りにくいのだ。
地元出身の奥さんは、子どもの頃からこの坂を通学。
この敷地をいつか手に入れ、
家を建てたいと思い描いていたとか。
家はとうとう実現。
そして現在、娘さんがのびのびと日々を過ごし、
朗らかに成長している。
(文責/ライター上田隆)
人をオープンに迎える家
【建て主訪問 S邸5】
6回シリーズ
<人をオープンに迎える家>
こんにちは、河合⼯務店です。
S家では、S夫妻の友人や、娘さんの友人たちが
よく招かれる。
2階居間は、ホームパーティーにうってつけ。
大人たちが奥さんの入れた紅茶でテーブルを囲む。
その合間で遊ぶ子どもたちはみんな満足。
輪になって座り、顔を寄せ、
立って走っては栗の床に寝転ぶ。
見上げる天井は高く、気持ちが良い。
絵はちっとも嘘ではない。
木の優しい空間に包まれて過ごすと、
心は無重力に。
この家は、つくるときから、人を呼ぶ。
1階和室の襖の引き手には、中野さん作の七宝焼きが!
玄関の飾り梁は、宮田邸の庭で余った
ケヤキの丸太が!
(文責/ライター上田隆)
家づくりを丸ごと楽しむ
【建て主訪問 S邸4】
6回シリーズ
こんにちは、河合⼯務店です。
前出の中野邸を見学したとき、S夫妻は驚いたという。
「河合会長、わが家のように
押し入れをバッと開けるんです。
建て主さんとの関係の築き方がすごいんだなと」。
それは、家づくりの過程一つひとつを、
建て主が存分に参加できるからかもしれない。
S一家も心ゆくまで楽しまれたよう。
バスツアーで山に入り、大黒柱となる木の伐採を
家族で目の当たりに。
日々現場に通い、職人さんたちと声を交わした。
工事から趣味のことまで話がはずんだり。
ときには、塗料を塗る作業も体験。
チームはやがて「家族」のように。
(文責/ライター上田隆)
イメージは、徹底して共有
【建て主訪問 S邸3】
6回シリーズ
こんにちは、河合⼯務店です。
S夫妻の原型のイメージは、
スイス・アルプスで宿泊したロッジ風のホテル。
そこで、洋風の家を手がけるハウスメーカーを巡るも、
要望は聞き入れられず。
だが、「大地を守る会」より紹介された
河合工務店は、「できますよ」と。
夫妻がイメージする建築は、長野県にもあった。
八ヶ岳高原ヒュッテで、ハーフティンバー様式。
中世の欧州で建てられ、木造の構造を見せるものだ。
イメージを共有するために、なんと建築家の高岡さん、
河合家、S家がそのホテルに宿泊。
共に時を過ごすうち、
気心が知れた「家づくりチーム」が誕生。
(文責/ライター上田隆)
遊び心のキャッチボール
【建て主訪問 S邸2】
6回シリーズ
こんにちは、河合⼯務店です。
2階居間は、圧倒的な木の空間。
心地良い小ホールのようだ。
大きな梁は、酒井棟梁の手斧(チョウナ)で加工した
赤松(岩手)。天井は赤味の杉(栃木)、床は栗。
ロフトに上がる階段は、桧、ナシ、タブ、ネム、杉で、
無垢材の見本市。
キッチンカウンターは、当初レンガ造りを要望したが、
重くて中止。
そこで夫婦は、
バリの喫茶店で見た「木のパッチワーク」を提案。
河合会長は、木の端材をレンガのように組むことに。
ダンボールで模型をつくり、
自ら大工に指導して4日間かけて作成。
手間を惜しまず、遊び心満載。
(文責/ライター上田隆)
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