河合工務店の家づくりを支える匠たち

【大工の知恵4】

こんにちは、河合工務店です。


「匠」の腕を持つ、
ベテラン大工さんたちを紹介しましょう。
建設中の下小屋の、コンクリートの床に、
板を2枚さっと敷いて向かい合い、インタビューしました。
みなさん、材木屋さんのつながりで、
酒井棟梁から引っ張られ、河合工務店で仕事。
若い頃からの気心知れた大工仲間です。

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「話すのが苦手で…」と、シャイな感じの名和さん。
「河合さんとは、15年のお付き合い。
ここは、昔からの伝統工法。
基礎がしっかりできてないと、仕事にならない。
日々、勉強しないと。作業の『逃げ場』が大事だね。
『逃げ場』とは、段取りの余裕というか。
現場では、いろんなことが起こるから、
予定通りにいかないことがある。
その場に応じて、臨機応変に対処できるよう、
いつも心づもりしてます」。


口ひげがトレードマークの五十嵐さんは、
どこかひょうきん。
「まだ河合さんとかかわって3年だけど、一緒に働くのは、
古い大工仲間。
大工は、小僧のとき、中学生から修行を始めてして、
もう50年もやってます。
大工一家で、昔は、師匠が兄弟でした。
みんなと一緒に休憩したら、
『怠けるな!』とひどく怒られたなぁ。
この工務店は、化粧材を紙に巻いて運んだりと、
昔ながらのやり方をしてる。いいねぇ。
最近は、リフォームの仕事が増えて、
新しいことも学んでます。
こないだ、床を貼るとき、『先に古い建具を取り外して、
再び組み立てるようにしないと!』って、
酒井棟梁に注意されちゃた」。


小柄で帽子を被った伊藤さん、
物静かだけど、話すと気さく。
「河合工務店とは、20年の付き合いかな。
大工歴は45年。
10年前から、自分で工務店をやってますが、
規模が小さく、営業も難しいので、
河合さんとこの仕事をしています。
ここは『木を愛する工務店』。
だから、自分に合ってます。
今風の集成材は、どうもねぇ…。
大工をやってて良かったのは、
ものが残るということかな」。


大工一筋、技を極め、
仕事を愛する大工さんの確かな技が、
河合工務店を支えています。


(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店大工の知恵2021.06.25

リフォームでは現場を調べ、適切なプラン&見積をご提案

【大工の知恵3】

こんにちは、河合工務店です。

私たちのリフォームでは、
「まるで新築みたいな変わりよう!」と、
いつもお客さまは大変驚かれ、
住めば「心地良い」と言ってくださっています。
ただ、新築と違うこともいろいろ。
酒井棟梁がその点、大工の目線で解説してくれました。


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「特に一戸建てはそうですが、私たち大工が調べてみたら、
ある柱が腐っていて、入れ替えないといけない、
といったことが分かります。
それでお客さまの思っていたより、予算がかさむ場合も。
私たちはご要望以外、不必要なプランは提案しません。
ただし、構造上、安全性に問題を発見したときは、必ずお知らせします」。

見積はどう立てるのか。
「『できるだけ安く』が、お客様のお立場。
限られた予算の中で、木材などの素材から設備に至るまで、
何をどう配置すればよいのか適切なのか、
大工としての豊富な知識や経験から提案することができます。

システムキッチンなら、
50万円、70万円、100万円のものがありますが、
『なぜ、値段が違うのか?』とお聞きになれば、こう答えます。
『基本構造は同じなので、どれでも美味しい料理はつくれます。
そこに付属の機能や、高い材質などがプラスされているのです』と」。

リフォームも、新築の家づくりと同じ。
そのプロセスを見守れば、とっても楽しいです。
「知りたいことは、どんどん大工に聞いてください。
木のことでもいいです。
例えば、杉とヒノキの違い。
杉は、柔らかく、肌触りは良いのでフローリングに最適。
ただ水を吸い込みやすいので、水回りはあまり適さない。
少し値ははりますが、ヒノキは、香り良く、
木目美しく、脂身多く腐りにくい」。

疑問があれば遠慮は、ご無用。
むしろ「いろいろ答えたいなぁ」と、
常に思っているのが、河合工務店の大工。

(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店大工の知恵2021.06.22

リフォーム工事は、時間厳守で、細心の注意を払う

【大工の知恵2】

こんにちは、河合工務店です。

長く住んでいれば、何かと傷んでくるのが家。
お子さんが独立するなどで、
家族構成が変われば、部屋も余る。
修繕も兼ね、新しい生活スタイルに合わせて、
思い切って変えられるのがリフォーム。
河合工務店の大工なら、
しっかりした伝統の技で、
健康に良く、住み心地抜群の
木の空間をつくることができます。

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(イラスト/冊子『みんなに優しい木づかいの家を』より)


そのリフォームについて酒井棟梁に聞くと、
大工さんにとって、
新築とはまた違う難しさがあると言います。

「技術的には、新築と変わりません
ただ、つくる際、何倍も気を使います。
建て主の方が、住んでいる状態で
リフォーム工事をすると、
時間が朝9時から夕方5時までなど、
作業時間が限られるからです。
土日はお休みとなりますし。
だから、より効率的な仕事をしないと」。

特にマンションが大変だとのこと。
「管理人さんのチェックが必要です。
作業のある日は、管理室へ行き、
何号室、何の工事を行い、何人入るかを報告。
また、作業時間や、
絶対に守るべき取り決めなど、
その都度箇条書きで示されます。
工事だから、音も出るし、汚れもする。
どうしても隣近所様から苦情が出るときは、
管理人さんから伝えられます。
会社にも連絡が入ります。
その際は、何が問題だったのか、
どう改善すればいいのか考え、
肝に銘じて、次の作業に備えます」。


もちろん、細心の注意をかかせません。
「作業は丁寧に。
生活されているところに、
『他人』が入り込むわけですが、
作業着はこざっぱりし、
専用の靴を履いて床を汚さない。
トイレは、前もって、
周辺のコンビニか公園のものを探しておく。
タバコは、各自車の中で。
当たり前のことですけどね」。

この「当たり前」を、
いつも忘れないのが、河合工務店の大工。

(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店大工の知恵2021.06.18

新座市に、「下小屋」をお引越し

【大工の知恵1】

こんにちは、河合工務店です。

鉄パイプを、電気ノコギリで、
ブーンと切っている酒井房雄棟梁。
大工さんは、木材以外の加工もするのかと驚いて聞くと、
「足場」をつくっているという。


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(イラスト/冊子『みんなに優しい木づかいの家を』より) 


ここは埼玉県新座市馬場。
住宅と畑が散在する広い土地の一角に、
河合工務店の新しい「下小屋」ができかかっています。
以前の場所が遠いので、東京・中野の同工務店から車で40分ほどの
この敷地に移しました。
ちなみに下小屋とは、材木置き場であり、
一本一本の木を加工する作業場です。

立ち働いているのは、酒井棟梁と、ベテラン大工3名。
自分たちの仕事場だからから、屋根づくりでも、
足場組みでも、全部自前でやってしまう。

現在、建物の建設と同時進行に、
会社所有の木やさまざまな材料を整理中。
6月いっぱいはかかる予定。



以前、私は、東京都練馬区にある下小屋へ、
何度か訪問したことがあります。
丸太の皮をむき、加工する線を墨付けし、
木を刻む風景をほれぼれと眺めたもの。
木材と木材をつなぐための出っぱりと穴、
つまり「仕口」をつくる工程にも感嘆。

釘を使わず構造材を組み合うよう、手刻みすることは、
まるで精巧なパズルをつくるのと同じ。手間がかかります。
大工さんの頭に、棟上げした躯体のイメージ図が、
3Dで浮かばないとできません。

「仕口」の家は、機械で均一に加工する
「プレカット」で立ち上がった家より、がっしり丈夫で、
「揺れ」を揺れで制するしなやかさがあり、長持ちします。

下小屋は、大工さんの伝統の技を、
目の当たりにできる、まさにギャラリー。
興味のある方は、ご連絡の上、ぜひ訪問してください。
ご案内します。
酒井棟梁が、どんな質問にも答えてくれますよ。

(文責/ライター上田隆)

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by 河合工務店大工の知恵2021.06.15
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