本当の教育は2歳から

【幼児園どんぐりころころ6】
6回シリーズ

こんにちは、河合工務店です。

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保育者は園児たちの日々の成長を細かに見守る。
電車ごっこでの席の取り合いで、
むずかる子のために席を譲る子。
靴を自分で履けるようになり自信をつける子…。

また、少人数ゆえに、仲良し同士ばかりでなく、
タイプの違う子同士の付き合いも学べるという。
こうしたことは、大人数の保育園や幼稚園の
「管理型」教育では、実現が難しい。
「本当の個性や意欲を大事にする教育こそ必要です。
それは2歳から始めることが決定的に重要」
と福島さん大森さんは力説する。

園児たちは、この園舎を「おうち」と呼ぶ。
そして、くつろげる木の空間で、
輝く幼年時代を謳歌している。

(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店建主訪問2022.09.16

「こうしたい! 」が大切

【幼児園どんぐりころころ5】
6回シリーズ


こんにちは、河合工務店です。

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園児たちは、描いた絵を杉の壁に
セロハンテープで貼っていく。
園内はいつも、絵の展示会場となっている。
3歳の園児がつくったダンボール電車は、
2カ月をかけて改良が加えられたもの。
こうした「作品」を長く残せるのは、
スペースがあり、少人数制だからできること。

床暖の入ったフローリングは
ポカポカ気持ちいい。
また、畳のフロアは、設計過程で保育者が要望。
相撲をしても安全だ。

通常の保育園や幼稚園と違うのは、
保育者が子どもにあれこれ指示せず、
よく話をすること。
「何か言いたい、表現したいという気持ちを
大切にします。
それが『自分づくり』につながるからです」と
大森さんは語る。


(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店建主訪問2022.09.13

見守り集える自在な空間

【幼児園どんぐりころころ4】
6回シリーズ


こんにちは、河合工務店です。

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園舎内は、隅々まで見通せる。
そのため保育者がどの場所にいても、
園児たちの様子が見守れて安心だ。

施工の過程では、「建築家の高岡さんと
河合工務店の連携がとても良かった」と福島さん。
また、「大工さんから、ガラス戸に腰板を貼って
安全に配慮するなどの提案を受けました」とも。
一方で、建築家の高岡さんは、
「お子さんに対応したスケール感にしようと、
天井を低くしました」と、苦心を語る。
しかし、天井を貼らないことで
美しい木組みもあらわに、広々見える。

戸を外せば、室内は大空間に。
チェロが鳴り響く音楽会や、手づくり市場
「どんぐりマルシェ」を開催するなど、
地域イベントを活発に行っている。


(文責/ライター上田隆)

by 河合工務店建主訪問2022.09.09

野菜と「心」を育てる

【幼児園どんぐりころころ3】
6回シリーズ

こんにちは、河合工務店です。

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建物の敷地は、近所の家を借りていた頃、
園児たちと通っていた畑だった。
新園舎を建てる際、地主さんが、
畑も一緒に貸してくれた。

農作物を育てることも、
子どもたちの情操を大いに伸ばす。
あるマンション育ちの子は、初めて土を見て
「それ何?」と怖がったが、
たちまち農作業に夢中となった。

「3歳まではみんなと、4、5歳になると
好きな野菜を選んで栽培。
種は総出で店に買いに行きます。
立派に育った作物は、みんなで料理することも」
と大森さん。

畑と園舎の間にある杉材のウッドデッキは
とても重宝している。
作物を軒に吊るしたり、
子どもたちの絶好の遊び場となったり。

(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店建主訪問2022.09.06

園舎はベースキャンプ

【幼児園どんぐりころころ2】
6回シリーズ

こんにちは、河合工務店です。

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この幼児園は、「歩くこと」を教育の柱としている。
保育者が安全を確保しつつ、
なんと午前中の2時間を歩いたり、
公園で遊んだりする。2歳児も歩く!
行先は、近隣の公園や屋敷林など。
時に電車に乗って足を延ばすことも。

ただ、歩くだけではない。
周囲の自然を、見て、触って、嗅いで、
聞いて、感じる。
興味がわいたら立ち止まる。
「この木は、1年中緑だねぇ」
「この虫、何を食べるの?」などと園児たちは
発見や質問を口にする。
思いついた遊びは、すぐに実行。

そして、雨の日だって歩く。
泥だらけになっても、
帰るなり乾燥室に飛び込めば良し。

園舎は、日々の遠征の
「ベースキャンプ」ともいえる。


(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店建主訪問2022.09.02
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