築53年のマンション・リノベ

【リフォームK邸1】
2回シリーズ


こんにちは、河合工務店です。

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築53年の中古マンションが大変身。
リノベーションを依頼したのは、子育て中のKご夫婦だ。
都心で駅前という最高の立地が気に入り購入したが、
生活するには古びて不便。
間取りは、南北に細長く、空気はよどみ、しかも暗い。
とにかくアレルギー体質のお子さんに優しい
空間にしてほしいと要望された。

こんな難問を解決するのは、あの人しかいない。
お付き合いしているレインファーム一級建築士事務所の
建築家・伊藤有吉子さんに設計を託す。
やっぱり大正解だった。

解決法は大胆。
壁を取り払い、南のバルコニーから
北の玄関の空間を広げることで、
風が通り、光に満ちた間取りとなった。

洋間に面した和室六畳を、畳の小上がりに。
これには、お子さん大喜び。
畳で寝転んではときとぎ腰掛けて、
無垢材のフローリングに足裏をぺたりとつける。
その下の引き出しの収納ボックスに、
丸ごと入れた大事なおもちゃを楽々取り出して遊ぶ。

(文責/ライター上田隆)

畳上で、正しい正坐

【「和」を学ぶ2】
2回シリーズ

こんにちは、河合工務店です。

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正坐が決まる…という感覚が新鮮。
6月13日、高橋豊紀さんが主宰する
「ととのう正坐」注)
を体験する。
場所は、練馬駅からすぐの豊玉あん。
繁華街の一角にある日本家屋だ。


お尻をくいと突き出し、座骨を、
寄せた踵に組み合わせる。
仙骨に力が集まる感じを意識すると、
下半身がズンと沈む。
一方で、脊椎がシャンと伸びて、
頭がすーっと軽くなる。

イメージ的には、お尻という卵を、
小さな台にのせる感じか。
慣れないので、畳に当たる足のこうが痛いが、
気分はスッキリ。


正坐した後、高橋さんより、
自家製のレモンケーキと、
正しい正坐でいれてくださったコーヒーをいただく。
コーヒーのこくと、レモンの酸味が
ちょうどよく、美味しい。
お茶の先生で豊玉あんの八木佐和子さんを交えて、
3人で歓談。コーヒーを飲まれる所作が美しい。
お茶の作法は、万事に応用できるよう。

庭からの微風が心地良い。
座る和室の、「畳と木の空間が和みますね」
との話題に。
お茶の所作では、「脇に卵を挟む感覚がよい」とも。
また「卵」が出てくる。


豊玉あんでは、着物を着ての
日本茶を体験できるという。
貸し袴もあり。
室内の蔵の扉を開けると、フローリングの一室に。
ヨガやイベントなど開催しているとのこと。


注)ちなみに、通常使う「正座」の「座」は、
すわる場所を意味。
だから当会では、動作のすわるの
「坐」を使い「正坐」とする。
奥深い…。


※高橋さんのインスタ @takahashi.toyoki
八木さんのインスタ @toyotama.an


(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店「和」を学ぶ2022.07.01

「男の着物」をビシッと着れば

【「和」を学ぶ1】2回シリーズ
第1回

こんにちは、河合工務店です。

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「和」とは何か。
伝統構法の家をつくる私たちには大切なテーマ。
その第一弾。ライター上田が、「男の着物」を体験し、
「和の心」を学んでみました。


鏡を見て、仰天。
「こんなに似合うなんて…」。
頭が坊主だから、調子のいい「住職」に見えなくもない。
昨日、男性の着物の着付けされている
高橋豊紀さんより、それをご指導いただいた。
場所は、練馬区の豊島園駅すぐの向山庭園。
そぼふる雨で、緑が潤っていた。

高橋さんとは、インスタで知り合う。
凛と背筋を伸ばした着物姿で、本格的にクッキーをつくり、
コーヒーを入れる姿が、かっこよくて面白いなぁと、
マメに「いいね」を押していたら、
「着付けを体験しませんか」とお誘いを受けた。
着物など、成人してからは、旅館の浴衣以外着たこともない。
だいたいファションや身なりに関心がない。
行儀も作法もあったもんでない。
着物体験は、相当におっかなびっくりだった。

袴をつけ、帯をぐっと巻いてもらうと、
心がぐっとしまって驚く。
ヘソから指3幅分の丹田あたりを強目にしめるので、
意識がぱっと鮮明に。
また、後ろの硬いパッドのようなものが腰のくぼみに入って、
背筋がしゃんと伸びる。
「腹が据わる」…という言葉そのままの体感である。
高橋さんは、それが「和の心」だという。
その感じを、もう少し書けば、こうなる…。
ぼんやりした意識の中に、空洞の筒が中心にすっと入り、
筒中の「気」が上と下にすーっと流れ、心が鎮まる感じ。
何か大仕事を前に、たじろがないような。

※以下、高橋さんの
インスタ
https://www.instagram.com/takahashi.toyoki/


(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店「和」を学ぶ2022.06.28

日々、日本酒がうまい家に

【建て主訪問、M邸6】
6回シリーズ

こんにちは、河合工務店です。


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雨の日は、障子の紙はぶよぶよに。
晴れるとピーンと張る。
無垢材や漆喰壁、障子や壁紙も同様に「呼吸」する。
和の家は、自然のリズムに合わせて調湿してくれる。

Mさんは、庭も純日本庭園の「和」に
染めたかったが、予算足らず。
そこで自分で少しずつ手入れすることを
愉しみとした。

もうひとつのテーマは、「日本酒の美味くなる家」。
これは成功したのか、キッチンには空の酒瓶が並ぶ。
今後、庭の風景が充実してくれば、
酒はますます美味くなるだろう
(その空に琳派風の鶴たちが飛ぶのは、
上田の勝手な演出)。

(文責/ライター上田隆)
by 河合工務店建主訪問2022.06.24

どっしり落ち着く居間

【建て主訪問、M邸5】
6回シリーズ


こんにちは、河合工務店です。

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1階の居間。
Mさんご自慢の吉野桧(奈良)の
大黒柱は堂々たるもの。
24センチ角ある。
対面キツチンのカウンターは白味の杉(栃木)。
ごはんをよそう奥さんの立ち位置からは、
木の部屋全体と、その向こうに広がる庭が見渡せる。
右側の長テーブルは御山杉で、
テレビなどのオーディオセットがまるっと置ける。

吉野桧の床に尻を落として座ると、くつろぐ。
それでもどこか気持ちがシャキッとするのは、
スベスベした美しい木肌が空間を囲むからか。
いつも家族が自然と集まる。
子どもたちは、子供部屋より、
ここで過ごすことが多い。


(文責/ライター上田隆)

by 河合工務店建主訪問2022.06.21

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